総合型選抜に向けて、自己理解を深める仕組みづくり
身延山高等学校様
クイックサマリー
総合型選抜が主流となる中、生徒の「自己理解の乏しさ」に危機感。1年生からの段階的な取り組みで進路のミスマッチを防ぐ土台づくりへ。
- 自己理解の土台作り: 志望理由書が書けない原因を克服し、1年生から積み重ねる。
- 指導の標準化: 担任の経験値に左右されず、どの先生でも同じ熱量で指導できる環境へ。
- 業務軽減で生徒と向き合う: AI面接などを活用し、空いた時間を直接的な進路指導へ。
「グロースナビ」導入の理由について教えてください
進路指導をしていく中で、今年かなり痛感したのが、とにかく志望理由がなかなか書けないということです。その原因は何かと考えたときに、やはり自己理解が乏しい生徒が非常に多いと感じております。
そのため、志望理由書や自己PRなどの指導を国語科の先生にお願いしている実情はあるのですが、やはりそれだけでは足りません。学年に所属している先生、また私も一緒に指導しているという状況です。
その中で非常に苦労しまして、なかなか進路も決定できない、明確にならないということがありました。まずはその土台となる自己理解というところから、1年生のうちに進めていかないと、進路実現で一番あってほしくない「進路先のミスマッチ」が起きてしまいます。教員としてそこが一番避けたいですし、生徒のお金に関わることでもありますので、保護者の方、また生徒がより良い将来の進路を築けるように、土台をしっかり作っていかなければならないと感じていました。
そんな中でグロースナビのお話をいただきました。色々なコンテンツがある中で、やはり自己理解からスタートしていけて、そして今は進路で総合型選抜が主流になってきておりますので、そこへ向けた取り組みを1年生のうちから積み重ねていける、そういった部分は非常に魅力的だと感じております。
「グロースナビ」検討のポイントについて教えてください
私の担任の経験から、ポートフォリオの重要性はだいぶ前から理解しておりましたし、なんとか積み重ねていく方法がないかなという中で、今現在導入しているコンテンツだと、どうしてもあちこち飛んでしまうと言いますか、連動性がないという難しさは感じていました。
生徒には作文をかなり書かせることで、そこから自己PR文であったり、志望理由書であったりにつなげることができていました。これはもう自分の担任としての経験からでしかないんですけれども。
今後、卒業まで経験してない教員が担任を務めるケースもありますので、先生があまりイメージできていない中で生徒が指導を受けるというのは、やはりあってはならないかなと感じていました。
どの先生が担当しても同じようにちゃんと進路実現に向けて取り組めるという、そういう段階的なものは必要だなというふうに考えておりました。なるべく教員の負担も軽減しながら、そこでできた時間をまた今度、生徒の進路指導に直接当てていきたいという思いもありましたので、グロースナビを導入ができないかということで検討いたしました。
「グロースナビ」活用に向けた期待について教えてください
誰が担任を務めても、どんな能力・教科・経験の先生でも、同じように生徒の進路実現につなげられること。そこが一番期待をしている部分になります。
学習コンテンツ、探究、そして学習進路というつながりの中で、やはりもうこれからの時代、AIも必然になってきます。そういったものを使って面接指導もできるような内容にもなっているということですので、AIとも一緒にうまく付き合っていく、そういった学習もできるのではないかなと思っています。
その結果、我々の業務の軽減につながり、空いた時間で、生徒の成長につながるような行事であったりとか、教育を我々も考えることができるのではないかというふうに考えております。生徒の成長支援、AIの活用、そしてみんな同じように指導できる方法であるといったところが、やはり期待している部分です。
※ご所属や役職は2025年度インタビュー当時のものです。
